サンタさんに、自分の部屋が欲しいとお願いしました。
澤井祐樹です。
携帯用自分の部屋をゲットしました。サンタさん、ありがとう。
今年も一年、いい子でいます。
澤井祐樹
『もしもし』
私は周りの車の音に負けないボリュームでこたえました。
奥様に何も伝えず、感じるままに飛び出した私は、新しい道具を使うため池のほとりでごそごそしていると伝えると、
大人げないと、言われてしまいました。
確かに、買ったその日に無理やり計画性も無く、家を飛び出し、そう思われても仕方がありません。
しかし、新しいアイテムを手にして、使わないというのもヲタクとして、我慢できません。
『我慢でできんかってんや。大人とかそんなん関係ないわ。』と、声を荒げました。
大声を出した瞬間、犬の散歩をしていたおばさまが、こっちを見て、向こうに走り出しました。
この瞬間、私は悟りました。
この電話の会話と、私の体勢からして、トイレが我慢できなかった大人にみえていたことを。
おわり。
京都府南部のがまかつと呼ばれた私は、
買ったばかりの道具を、どうしても使いたくて、夜中に車を走らせました。
カーナビにも慣れて、あっという間に堺です。
どこで釣っていいのかわからないので、とりあえず池っぽいところで、始めることにしました。
まず仕掛けを作らなくてはいけません。
家で準備してくるようなまめな男ではない私は、真夜中の池の横の草むらでしゃがみこんでゴソゴソしています。
車が通るたび、しゃがんだ私にライトが容赦なくてらされます。
そのとき携帯電話がなりました。
つづく。
上上下下左右左右BAでおなじみの澤井です。
実家に帰るといつも弟が実家にかけつけてくれます。
昔はよく、一緒にゲームをしたものです。
マリオカートで負けた方が冷蔵庫までお茶をとってくるという兄弟ルールをつくり、兄という権力を存分に使い、勝つまでする。
弟は、結局自分が冷蔵庫まで行かなければならないことをはじめから、知っていたのかもしれません。
バナナを使えば、文句を言われ、亀を使えば、リセットボタンを押される。そんな理不尽な接待マリオカートを何年もさせられてたのかと思うと、涙が出てきます。
何か食べていても、一口ちょうだいと、ブラックバス並みにこれでもかと口を開けすべてを飲み込んでしまいます。
兄、姉の一口は決して信用してはいけません。
大人になってからは、マリオカートをしようと言った時点で、お茶入れてきたるわ。と、
一口ちょうだいと言った時点で、冷蔵庫にもう一個あるから、とってきたげるわ。と、とても大人な対応をしてくれます。
これもすべて、兄である私の教育のおかげだと、思っております。
つづく
西大橋の美容室 澤井祐樹
電車に乗るのが苦手な私はいつものように、うつむいて時間が経つのを待ちました。
すると、大きな黒いカバンを持った、今までみたことのないぐらいの、クルクルベルサイユ巻をした学生が二人乗り込んできました。
ベルサイユな2人組は、前から2両目全体に響き渡る大声で、
『うちの彼氏はチャラそうに見えてチャラないしー』と、言いました。
これこれ姫さま、お茶目が過ぎますぞと、周りの民達は、オテンバベルサイユの声に、聞いてるフリをせず、私と同様、耳をすませていたとおもいます。
彼氏と、どうやっ知り合ったんとの相方の質問に、民達興味マックスです。
その問いに、『キャッチ』と、答えたのを聞いた横のサラリーマンらしき人は、そっちの方を、携帯電話から目をはなし、チラリと見ました。
おしまい
いつもありがとうございます。
4月29日 月曜日
5月6日 月曜日
祝日の月曜日は休まず営業しております。
よろしくお願いします。