中編
澤井祐樹
周りをきょろきょろしている私をおいて、母やすこは、一直線に歩き出しました。
そこには大きなテーブルにサラリーマンらしき男性が座っていました。
もうすぐここあくで!と男性に聞こえるように母やすこはプレッシャーをかけます。
混み合う時間帯に食べ終わって本を読み席をあけない男性vsおかまいなしの母やすこ。
男性はパプティマスシロッコ以上のプレッシャーを放つ母やすこに敗れしぶしぶ席をあけてくれました。 viagracanadapharmacybest
容赦なく席を奪い取った母やすこは席にも座らず、買ってくるからまっときやと言い放ち、荷物を置き買いに行ってくれました。
そういえば昔、イズミヤに家族でよくでかけたことを思い出しました。幼かった私と弟は手をつなぎ歩きます。
駐車場から入り口までの距離が小さかったせいか、すごく遠く感じていたのを思い出しました。
母やすこがトレーをもってもどってきます。
テーブルにトレーをおき、母やすこは、『マクドナルドっておいしいな』と言い、ハンバーガーを私に渡しました。
いや、天丼ちゃうやん。。
つづく