澤井のどうでもいい話30

京都府南部のがまかつと呼ばれた私は、

買ったばかりの道具を、どうしても使いたくて、夜中に車を走らせました。

カーナビにも慣れて、あっという間に堺です。

どこで釣っていいのかわからないので、とりあえず池っぽいところで、始めることにしました。

まず仕掛けを作らなくてはいけません。
家で準備してくるようなまめな男ではない私は、真夜中の池の横の草むらでしゃがみこんでゴソゴソしています。

車が通るたび、しゃがんだ私にライトが容赦なくてらされます。

そのとき携帯電話がなりました。

つづく。