2015年3月

一週間みっちりトマトスープを飲み続けました。

スープとフルーツのみの日や、スープとサラダだけの日。

お昼も大きな水筒に酸っぱい味のスープを入れて、出勤するとても過酷な毎日がやっと終わりました。

奥様は『ちょっとすっきりしたんちゃう』と、とてもうれしい言葉をかけてくれました。

体重計に乗ると4キロ減っていました

それを伝えると「やっぱりそれくらいやせんねんこのスープは。私も一緒に飲んでたから4キロ痩せてん」とこっちが恥ずかしくなるくらいの自信満々さで私に言いました。

体重が減っているのがうれしくて、もう一度体重計に乗りました。

すると、さっきの体重より4キロ増えていました。

これはおそらく、デジタルのタイプの体重計なので子供がさわって、おかしくなりまいなす4キロになってしまっていたのです。

私はとても悲しい気持ちになりました。子供に怒るわけにもいきません。

「何が痩せたや!わしは、すっぱい汁を飲み続けたただのぶたや!酸っぱい汁のぶたや!」

とぶつぶついいながら、ポテトチップスをこたつの布団にぼろぼろこぼしながら、ビールのふたを何度もあけました。

 

一ヶ月の間走ったのは3回

+1kg

 

つづく

 

ダイエットというのは自分との戦い。

その戦いに勝ち続けないといけません。

 

私はこの戦いに終止符を打つべく、運動+食事制限といった最も過酷な修羅の道選びました。

奥様から噂で聞いていた、脂肪燃焼スープをメインに一週間厳しい献立を決めて、それを実行するというものです。

そのスープの気になるお味は私が苦手なトマト味です。

トマトは問題なく食べることが出来るのですが、トマト味というものはあまり好きではありません。

 

しかし、今回の私は覚悟が違います。愛する娘が大きくなったとき写真を見返すと、こえたおっさんと一緒に写っているという苦痛を味合わせては行けません。

それに、おとうさんかっこいいやんと、友達からいわれるようにがんばらなければ。

そう、私がリビングを通ると「おとうさんかっこいいやん」とか、背中に聴覚のすべてを集め脳内に録音しなければいけません。

素敵な未来の為に。

 

つづく

 

コマーシャル

この春はベージュ系のカラーリングが多くなってきます。

ベージュ系は少し乾燥して見えやすいので、乾かす前の保湿がデザインのポイントになります。

ヘアデザインメロではデザイン、髪質、状態(ダメージ)似合わせて、スタイリストがベース剤を選びます。

使った商品の販売も致しております。

とにかく走る準備がほぼ整いました。

しかし、より快適に走るには高級なイヤホンが必要です。

なんちゃらかんちゃら地球を救う的なマラソンとかも、バックに感動的な音楽がかかっているからより感動するというものです。

しんどくなったとき、みんなの為にまだがんばれると自分を鼓舞し奮い立たせる爆風スランプ要素が必要です。

とにかく、爆風イヤホンを買うため早く終わった日曜日にこっそり電気屋さんにいきました。

澤井購入!澤井圧倒的購入!!

お店をでた私は、早くつけたくてそわそわします。

オシャレな色のイヤホンを箱から出し、電気屋さんの前でにやにやしながら耳に詰め込みました。

つづく

私のラブマシンガンの結果、オーシャンズ3月号のをそのまま真似したおっさんが完成しました。

次は靴です。何人たりとも俺の前は走らせるわけにはいけません。とにかく、軽くて速く走れるそれだけを追求した一足を私はみつけました。

しかし、その横にあったお手軽商品に、彼女の視線は向けられています。

そして、手をのばしました。

このままでは、お手軽商品をはいたオーシャンズ3月号のおっさんになってしまい、どんどん他のランナーたちに抜かされそして心をズタズタにされ、しまいには次の日から走りたくなくなってしまいます。

どうしても、私は速く走れるスニーカーが欲しいです。

それをはくだけで、誰よりも速く走れる。そう、風になれるのです。

 

「これええやん」「そ、そうやね」

 

風になれるスニーカーがいいと言う前に決まってしまいました。

 

ラブマシンガンでなく、ラブバズーカを使っておかなかった私の失敗です。

最後の最後でミスをおかしてしまいました。

 

つづく

「愛という字は心を受けるって書くんだぜ」

 

私の決め台詞は彼女のハートに突き刺さりました。(たぶん)

オーシャンズ3月号という雑誌を片手に町に飛び出しました。

ここからが勝負です。

普通にいくと、ジャージ上下で終わってしまいます。

何の効果があるのかわかりませんがピチピチのスパッツ的なやつの上に短パン。

ピチピチのシャツの上にゆるいTシャツという、オーシャンズ2月号で学んだコーディネートでないと、私は走る気がしません。いや、走りません。

 

気を抜いてはいけません。

 

まだ、もっともっと、奥様に素敵な愛の言葉のマシンガンを彼女にお見舞いしなければいけません。

 

つづく

 

メロのシャンプールームは少し暗くてとってもムーディー